タイのジョブコーチ研修生の職場実習をお受けしました

NPO法人 ジョブコーチ・ネットワークさまが、国際協力の一環としてタイからのジョブコーチ研修受講生を受け入れるにあたり、マルイキットセンターが企業での職場実習場所としてオファーを受けました。


職場実習には、タイ人研修生8名・通訳1名の合計9名が参加しました。
研修生は、タイでソーシャルファーム(自律的な経済活動を行いながら、就労に困難を抱える方が、必要なサポートを受け、ほかの従業員と共に働いている社会的企業)を経営している方や、現地の特別支援学校の校長や先生、レストランの障がい者雇用担当者など、さまざまな職業の方々でした。

【取組み事例の共有】

当日は英語版のパワーポイントを用意して、丸井グループ・マルイキットセンターの紹介や、障がい者雇用の取り組みなどの説明からスタートしました。
英語版資料をご用意しました

【業務体験】

座学の後は2班に分かれ、各部署のサポートスタッフから業務内容の説明を受け、手順書を参考に実際にジョブコーチ研修生に業務を体験していただきました。
ストレージサービス担当での実習:グループ各社から発注が来る事務用品のピッキング業務を、2人1チームとなって体験
オフィスサポート担当での実習:サンプル名刺の発行を体験

【意見交換会】

業務体験のあと、各担当マネジャーサポートスタッフが参加し、意見交換を行いました。
タイの研修生からは「どのように障がいを理解していったのか?」「業務指導を行う際に特に注意していることは?」「安定就労(定着)に向けて苦労していることは?」などと、自国に戻り障がい者雇用を進めるうえでの質問が多数あり、それに対し具体的な事例を挙げながら丁寧にお答えしました。

【研修生からの感想】

・障がいのある社員一人ひとりに向き合い、しっかり仕事ができるように細かい配慮がされていることが参考になった
・さまざまな仕事で活躍していたのが印象的だった、自国に戻り障がいのある方への職域開発を積極的に行いたい
マルイキットセンターでは、今後も障がい者雇用のお役に立つ研修依頼を積極的に受け入れていきます。